WHAT BASS?
ウッドベースについて基本的な所をエレキベース弾きの目から解説していきます。
- ウッドベースの基礎知識
- 名称
- 歴史
- 歴史U
- 構造
通常ジャズ・ポップス界では「ウッドベース」と言う。最近「アップライト・ベース」と言う言い方もされるが、これはアメリカのミュージシャンが言い出したことのようだ。E.BASSが寝ている(横になっている)のに対する言い方なので、E.BASSのほうが一般的になった以後の言い方だろう。
又、クラシック界では、「コントラバス」という。「ダブルベース」とも言うが日本ではほとんど使わない。が、なぜか教科書では、「ダブルベース」と書かれている。ちなみに、ドイツ語では「KONTRABASS」英語では「DOUBLEBASS」もしくは「CONTRABASS」だが、前者のほうが一般的のようだ。
吹奏楽では「ストリングベース」もしくは「弦バス」。管楽器の中にいると弦楽器のほうが特別なのでわざわざ断らなくてはいけないらしい。ちなみに、この言い方はビッグバンドやダンスバンド、まれにジャズ界でも使われる事もある。
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バイオリンの山の王のホールをプレイする方法
楽器としての歴史は、とても長い。他のヴァイオリン属の楽器の確立された16世紀中頃には、コントラバスも存在していたようである。面白いのは、ヴァイオリンやチェロが、それ以前の擦弦楽器であるヴィオラ・ダ・ガンバととって変わるようにして新登場したのに対してコントラバスだけはヴィオローネ(最低音のヴィオラ・ダ・ガンバ)を改良するよう形で徐々に移行していったようだ。そのせいかコントラバスは、他のヴァイオリン属の楽器とやや異なっている。
当初は、弦の数は一定でなく5弦や6弦の物もあったようだが(最も今の物とチューニングが違い音域はごく狭い物だったらしい)、18世紀頃には、響きの良さから3弦に統一されていったようである。その後、19世紀に入って4弦になり。現在のように、4弦が標準、オーケストラ用に5弦という形になったのは、今世紀に入ってからのようだ。To TOP
この楽器を純粋にリズム楽器として使ったのは、やはりアメリカの黒人達らしい 初めはジャズバンドにはチューバが使われていたが、ジャズが室内で演奏されるようになるにしたがって徐々に、ウッドベースが使われるようになっていったようだ。当初は、弓奏で、マーチ風にブン・ブンとやっていた。伝説では、ポップ・フォスターと言うべーシストが(あまりにに力持ちで)弓を折ってしまってから指弾きが始まったといわれている。その後、指板をはたいてリズムを強調するような事も発明されたり(これは、今でもブルーグラス・ロカビリー等のベーシストに受け継がれている)あのスイングビートが生まれてりしている。
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トップ100導体
- ボディ
- 表板がスプルース、裏板及び側板は、シカモア、トチ、メイプルブナ等が使用される。女性のボディーといわれるあの形がハイからロウまでのバランスの良い響きを生み出す。また、ボディ内部には根柱といわれる棒が立っていて表板から裏板に響きを伝えている。この根柱は接着されてなく弦の圧力でとまっている。そのため位置をかえる事が可能でそれによって音色を変える事ができる。
- ネック
- ネックはEBASSと同じメイプル。太さはEBASSの比ではない、ほとんど丸太である。あのパワフルな音生み出しているとともに強度に一役買っている。 指板はエボニーが基本で低クラスのモデルに代用材が使用される以外は他の材は使用されない。
- ブリッジその他
- あの独特な形をしているブリッジは、ボディに接着されていない。弦をはずすと取れてしまう。それによって、テンション、音色、等を調整する。 テールピースはエボニー製。ペグはEBASSのものよりおおきいだけで、同じである。
- 大きさ
- 日本製の標準的大きさは下のとおり。ヨーロッパでは一回り大きいのが使用されていて日本サイズは3/4サイズとなってしまう。
全長 | 1880mm |
幅 | 655mm |
弦長 | 1050mm |
ボディ長 | 1100mm |
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手にいれるには買うかもらうかしかない。盗むというのも考えられなくないが、やめるように
切替スイッチウィル·スミス
もらうというのも非現実的なようだが、あながちそうでもない。というのもウッドベースというのは結構じゃまになる。その上ウッドベースの中古というのは需要が以外になく楽器屋でも引き取りたがら無い。つまり弾かなくなったら処理に困る物なのだ。もし、知り合いにジャズサークル出身のひとでもいたらウッドベースが余っているという話が無いか聞いてみよう。まあ、もらえなくても安く手に入るかもしれない。
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上の用にうまい話の無い人は、買いにいく事になる。で、どこにでも売っている物でも無しどこに行けば良いだろう。
- 専門店
- なんとベース専門店というのがある。メーカーで作られた楽器は、万人向けの無難なセッティングになっている、しかもEBASSのようにユーザーが調整できるようにはなってなく専門家の調整が必要だ。その点専門店ならまったく心配はない。筆者は、埼玉県人なので関東の情報だけになっていまうが、
-
栗田弦楽器工房 目黒区下目黒 弦楽器山本 新宿区百人町 弦楽器工房高崎 渋谷区代々木 アトリエハシモト 世田谷区世田谷 - 他の楽器屋
- 通常の楽器屋で買う場合、最低でもバイオリンを常時扱っている所(2.3本飾ってあるくらいじゃだめ)や、アコースティック楽器の専門の店にしたほうが良いだろう間違ってもギターとかピアノとエレクトーンしか無いところでカタログで取り寄せないでください。 ただし、ウッドベースの在庫が常時たくさんあると言う店はあまりなく取り寄せてもらうことにはなる。そこでなおさら専門家のチェックがほしい所だ。
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楽器を選ぶ基準は、どの楽器でもそれほど変わらない。
- 音色
- これは、まったく好みの問題で基準はない。ただ気を付けたいのはEBASSよりも新品と引き込んだ時の差は大きい。初めからボンボンなる楽器だと後々こもった音になってしまう事もある(もちろん必ずそうと言うわけではない)。最初は、硬すぎるくらいでもいいかもしれない。
- 合板について
- 合板は音が良くないのは本当だが、それは、いい単板の楽器とくらべた場合の話。安物の単板の楽器だったら合板の方が安定している。トータルで考えるべき事で、単板だからよく合板だからだめって事ではない。
- 値段について
- これが一番大事かも知れない。最も有名なバイオリンメーカー鈴木バイオリンのもので¥220,000〜¥550,000割り引いてもらえるが、これにケースやピックアップ等いろいろ付けて定価どおりくらい。
- 付属品について
- さてその付属品ケース(普通はソフトケース)、ピックアップ、弓等だ。弓は、練習に必要です。2万くらいからあるので買っておいてください。
- Eアップライトの利点は
- 軽く小さいため持ち運びに便利 PAにのりやすい。
- 楽器にもよるが、ウッドベースより弾き易い物が多い。
- 逆に良くない点は、
- やはりどうしてもウッドの音はしない。(EBASSに近い)
- ボディが小さい分フォームが安定しない。
- 楽器にもよるがウッドとプレイヤビリティが違いすぎ持ち替えが難しい場合がある。
まったくのEBASSの持ち替え楽器として考えるなら問題ないが、ウッドの替わりもしくはウッドへのステップアップのためとかんがえるなら、ウッドを買おう。 ちなみに筆者は以前ジャズ系の活動を中心にしていた頃使ってましたが、現在は手放して
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購入の選択にエレクトリックアップライトも考えられる。
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